元官僚が教える官僚からの転職で使うべき転職サイト・エージェントの秘訣

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私は、官僚から民間企業に転職しましたが、その際に使ったサービスやエージェントでよかったもの、あまり合わなかったものを紹介します。

※官僚からの転職先として現実的な選択肢については、こちらの記事が参考になると思います。

官僚の転職先としての現実的な3つの選択肢

転職活動は時間がかかるので、戦略的にやらなければなりません使うべきサービスやエージェントや、その使い方を間違うと大幅な時間のロスになるので、最初に使うべきサービスやエージェントを選択して、活用方法も整理しておきましょう。

特に、官僚というキャリアの特殊性を踏まえた対策は絶対に必要です。転職を検討している官僚の方が無駄な時間を使わないように、事前に読んでいただきたい内容です。

大手転職エージェントは官僚からの転職にはあまり向かない

大手の転職サービスとしては、マイナビなどがありますが、求職者側も企業側も非常に幅広い業界を対象にしています。
そのためもあってか、企業担当と求職者担当が分かれていることが多く、こちらのニーズとマッチしない案件を提示されることも多いです。

実際、私も上記のサイトを使っていました。サイトに登録すると、まずは最初の面談の連絡が来て、面談を行う流れです。そして、面談の場でニーズを伝えて、求人を探してもらう形になります。

しかし、非常に幅広いジャンルを対象をしているため、官僚のスキルセットやキャリア志向にうまくマッチする提案をもらうことは難しかったです。

いくつか紹介していただき、断っていたら段々と紹介されなくなりますので、試してみて合わなかったら、大手転職サイトの活用は諦めましょう。

私のパターンでは大手転職サイトは合いませんでしたが、20代前半などの非常に若い官僚であればうまく使える可能性が高いです。

20代前半であれば第二新卒でまったく問題なく、官僚のキャリアを活かすというよりは、キャリアリセットになるからです。

自分がとても若くて、事業会社に行き直したいという方であれば、大手転職サイトも活用できるでしょう。

その場合も一応元官僚としての転職なので、世間一般的にはハイキャリアになると思います。
大手転職サイトの中では、JACDODAリクルートエージェントが比較的ハイキャリア対応でいいです。

転職先業界を決めていない官僚が転職する場合はビズリーチが使いやすい

大手転職サイトは扱う対象が広すぎて、スキルが特殊な官僚には向かないと書きました。

よりハイキャリアに案件が寄っており、企業が求める人材と官僚のスキルがマッチしやすいサイトビズリーチです。

何がいいかというと、転職サイトの担当に案件を探してきてもらうのではなく、自身のスキルを公開した上で、それを元にエージェント側がアプローチするという形になっているからです。

言うなれば、自分のレジュメをしっかり書けば、後は「待ち」の状態になります。

大手転職サイトのやり方が、自分から狩りにいく状態だとすれば、釣りに似ている状態になります。

既に相手にとって魅力的な餌(経歴)を示している状態なので、こちらとエージェント・企業のマッチングがうまくいかない可能性がかなり減ります。

実際、私は転職活動で、ビズリーチの中のあるエージェントから紹介された案件のマッチが高く、トントン拍子に内定までもらえました。
最終的に辞退してしまいましたが、年収は900万円くらいでオファーをもらっています。このような好条件で官僚とマッチする案件はとても少ないです。ビズリーチをうまく活用することで好条件の案件をつかむことができます。

注意点としては、登録時の自己申告の年収が750万円以下か750万円以上かで、タレント会員とハイクラス会員に分かれます。当然ハイクラス会員の方が高案件が来ます。

30歳前後ですと、年収750万円のラインは残業代等の多寡でギリギリいくかいかないかだと思いますが、750万円のラインは意識して登録するといいと思います。

転職先業界を決めている場合、特化型エージェントが使いやすい

転職先業界を決めている場合は、その業界に特化しているエージェントが使いやすいです。

例えば、コンサル業界であれば、Movinアンテロープあたりがメジャーです。
金融業界であれば、KOTORAあたりがメジャーです。

これらのエージェントは、特定の業界に詳しく、その業界の人事担当ともよくやり取りをしています。また。企業側と求職者側の担当を同じコンサルタントがやっていることが多く、大手転職サイトに比べると情報の豊富さ、アドバイスの的確さが非常に高いです。

例えば、彼らは、求職者の経歴で◯◯社に受かるかどうかを経験である程度予測できます。少なくとも書類選考が通るかどうかはほぼ確実に予測し、選考が通らないところには応募しないという方針です。

ですので、コンサルや金融などの特定業界に転職したい場合、上のような特化型エージェントがいいです。

その他の事業会社に強いメジャーなエージェントはあまりありません。
もし、事業会社をメインで考えるのであれば、そもそも事業会社から元官僚を採用したいニーズがあるか、上に書いたビズリーチでその分野の事業会社の案件が紹介されるかで確認するといいでしょう。

ビズリーチにも、個人事業主に近い特化型エージェントがいて、彼らは自分の経験と人脈(いわば腕一つ)で転職活動を支援しているので、特化型エージェントの中でも大きい会社より、更に専門性が鋭いです(代わりに案件が狭くなりがちです)。

官僚の仕事は極めて特殊なため、残念ながら目当てとする業界の事業会社からの引き合いがない場合もあります。望みが薄そうだと思ったら、目標を広げるなど、戦略を練り直すことが必要かと思います。

外資事業会社を狙う場合、Linkedin経由の直接応募

英語がそれなりにできて外資事業会社を狙いたい場合、Linkedinで探すのが手っ取り早いです。

ただし、外資事業会社は、特定の役割の求人を特定のタイミングでしかやらないので、運しだいではあります。

コンサルのように、常時オープンになっている職種はほとんどありません。外資事業会社は、必要な役割の人材(プロフェッショナル)を必要なときに随時採用するからです。何でもできる人材をできるだけ多く雇用しようという発想にはありませんので、残念ながらポジションがオープンでなければ応募することはできません。

また、プロフェッショナルを求めているため、高いレベルの経験が要求されます

例えば、いかにマーケティングがやりたくても、求人票に「マーケティングの経験◯年以上必須」とはっきり書いてあるので、それを満たしていなければ、応募しても採用される可能性はほぼゼロです。

外資事業会社はいい人材がいなければ、無理にポジションを埋めようとしないので、マッチングが微妙でも何とか採用されるといったケースはほとんどないと考えた方がいいです。

まとめ

まとめると以下のとおりです。

・転職先業界を決めていない場合、ビズリーチ
・転職先業界を決めている場合、特化型エージェント
・外資事業会社に行きたい場合、Linkedin

転職エージェントを増やしすぎると時間のロスになりますが、3、4つ(特化型エージェントは最大2つくらい)であれば、増やしすぎにならないので、全部登録してもいいと思います。

特に、基本「待ち」のビズリーチは登録しておくだけでもエージェントや企業からコンタクトがくるので、とりあえず登録するのがいいです。
(有料会員になるとすべてのメッセージが見れますので、本気で転職活動をする人は有料会員になった方がいいですが、転職を本気でするか悩んでいるという人は無料会員への登録で十分です。ただ、会員クラスは変更できないので、年収750万円のハイクラス会員になれるかどうかは事前に確認した方がいいでしょう。)

また、Linkedinもたまに企業・エージェントからコンタクトがくるので、登録しておくといいと思います。

特化型エージェントは「攻め」(こちらからアプローチ)が必要な場合が多いので、転職先しだいで選ぶといいと思います。

転職活動は、①思い立ってから、②活動開始して、③内定を得る、までにかなり時間がかかります
実際に活動を開始するかどうかは未定でも、転職を少しでも考えているなら、事前準備として、いくつかのサイト(特に「待ち」のタイプ)には登録することを推奨します。

 

※官僚からの転職先として現実的な選択肢については、こちらの記事が参考になると思います。

官僚の転職先としての現実的な3つの選択肢

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